転がる、ととまる。

しんまい剣術家 忘備録

ぼちぼち忘備録②

某月某日

 疾雷刀の部分稽古は、面白い!!縦の雷刀による打ち込みが水平に掛かり獲物へ向かっていく感じがして打っていて面白い。雷刀からの打ち込みは、最重要な技術ではあるが、力が入り易く両手のバランスが難しい。水平の疾雷刀は、力はさほど入らないが相手との間合い・拍子・調子・モノ打ちへの集中と感覚的にこなし纏めることがら多いように感じ。

 足打ち・足切りへの守りが面白い。勢法の中で構えから構えへの変化に体捌き(足捌き)を加えて、打太刀の刀から身体をしっかりと守る。この時に師から、刃をしっかりと向け、体を盤石な姿にする。このことは師がしっかりと丁寧に教えてくださったのでより理解が深まったかと思う。

 太刀をしっかりと地に挿すように扱うのは、勢法を何度繰り返しても太刀と動き・姿勢が一致する感じがなかなか味わえない。打太刀の太刀を抑えることは、勢法の流れを作る意味でも大切。抑えることで死に太刀にできれば、打太刀は下がらざるえなくなるそこから次の動きへの働きとなる。その為に大切なこと。求めて得られるようになり遣える様になることが目標の一つ。

 太刀の切先を打太刀にしっかと向けることは、獲物に視線を向けるようで面白く大切なことだと思う。勢法の流れは手順だが、そこに必然をいれることができれば今よりも面白く躍動感がうまれる予感。その様にできれば永く~楽しめそう。